2003年 9月
2003年 9月1日(月) 『季節が終わり季節が始まる』
夏ももう終わりですね。
この夏は、とにかく思い出がたくさんでした。
人生で忘れられないものになるのは確かです。
前回の日記でも言ってた通りに『EVE TFA』をやろうかなーっと思って、
そういや前に圭祐兄者がそれ買っていたのを思い出して、兄者に貸してーって頼んだのですが。
兄者が買っていたのはDVD版でして。
私のパソ、DVD-ROMついてないので。
__| ̄|○
ふ、そりゃ私のパソ、3年半以上前のモデルだもんなー。
Win98、PenV450MHz、メモリ64+128MB、HDDに至っては12Gしかありません。
1つのゲームをインストールする度に1つのゲームをアンインストールしなければならないほど、
もうかっつかつ状態です。いや、M@Dやらmp3やらでひっじょーに混み合ってますしね。
CD-Rに焼きたいところなんですけど、R焼く機械は壊れてますし、それを買うお金もない。
ってーか、それ買う金あったらνパソのための資金にしますし。
ふぅ……とりあえず、社会人になって貯金が安定するまで、νパソはお預け段階。
まだまだかっつかつの日々が続きそうです。
今まで言ってなかったですが、私はなかなかの阪神ファンでして。
生粋とまでは行きませんが、まあとりあえずテレビでちゃんと応援しています。
で、ロードから甲子園に帰ってきた途端にもう強いこと強いこと。
5連勝ですよ、5連勝。しかも、その週の5試合のうちにたったの7失点しかしていないとは。
この週の阪神は、なんつーか見ていて爽快でした。
死にかけていた夏のロードとは打って変わって、選手達の復活が眩しい。
強いて言うならば、7月の絶不調からこの夏にまた調子を上げてきた夏男・金本選手を筆頭に。
再三ピンチを作っても結局は7イニング無失点で16勝目を上げた井川投手。
相手チームに二塁すら踏ませないという神モードで3安打完封をやっちゃう下柳投手。
本調子からは遠いものの、それでも豪快なホームラン(別名アリムラン)をかますアリアス選手。
今週から初出場で、見事に主役の一部の枠にハマった早川選手。
ついさっき(8月31日)の試合で、6イニング無四球無失点と見事に復活を果たした福原投手。
ロードでは無かった勝利への要素というものが、この週で揃ったようなそんな気がしました。
さあ、これでマジックは11。
このまま突っ走って、私が3歳だった頃の興奮を再び甦らせてくだされ。
阪木洋一は阪神タイガースを応援しています。
……にしても、今年の阪神の甲子園での成績、51戦中41勝10敗(9月1日現在)。
これだけ勝っていると言うのに。
今年の5月に我が家族が観戦に行った時は、ちゃっかり負けてるんですよねー。
てか、私が観にいった6試合のうち、阪神は1勝しかしていないというのはどうか。
しかも、まだ横浜が大洋だった年代の、その、VS.大洋戦しか。
なんだか、ツイてないですなー、もう……。
今年はもう観戦に行けそうにないですけど、次行く時は勝ってほしいものです。
2003年 9月8日(月) 『設立およそ3ヶ月ナリ』
週1更新であまり特徴ないページなのに、3ヶ月で2000ヒット過ぎるというのも珍しいですな。
これも皆さんの応援のおかげですとでも言いましょうか。
こんなページでも、これからもささやかに応援してくださると嬉しい限りです。
8月11日の日記にもあったように、木、金曜日に大学でゼミ対抗ソフトボール大会がありました。
私は6番右翼手で出場して2打数2安打1打点だったのですが、チーム自体は初戦敗退。
相手チームがこれまた強打者揃いで。1〜9番まで隙がないというかなんというか。
まあ、それなりにしか練習してないチームと練習しまくっているチームとでは、差は歴然でして。
言い訳にもならんのですが、負けは負けというやつです。
といっても、こういう身体を動かす学校行事は嫌いじゃないですし、むしろ好きですし。
結構楽しかったので、この行事自体は良かったと思います。
それにしても、参加ゼミが総計48チームとはまた多いですなぁ。
中には現役の野球選手も居たみたいですし。
てか、決勝戦も観戦していたのですが、優勝チームのピッチャーの球がもう速いこと速いこと。
少なくとも、バッティングセンターの中堅どころの球速は軽〜く超えてました。
それを打ち返す相手打者も天晴れですが。
うーむ、これでこそ決勝戦といいましょうか。なかなか熱い試合を見せてもらいましたよ。
今月の月刊ジャンプ
今回もやってきましたよーってことで、ちゃちゃーっとレビュー。
・Short Short Show
今月からの新連載。タイトルどおり、月替わりショート物なんでしょうけど。……絵が下手だ(酷)
話自体も、面白いともいえずつまらんとも言えず。なんとも微妙。
・ロザリオとバンパイア
今月の読切その1。あー、もう、ジャンプの読切だなぁとしか言いようがないのが本音。
・闘いの嵐
今月の読切その2。これはもう、誉め言葉で馬鹿だといえるほど面白かったです。
でも、現実にこんなキャラがいたら、私は絶対何が何でも関りたくありません。
・ギャグマンガ日和
先月は少々手抜きだったのですが、今月はこれぞ、という出来でした。やー、もう、大好きだ。
さあ、皆さんご一緒に、大丈V(両手で)
・筆神
連載3回目。なんだかんだで応援できる作品。じーちゃんはどこまでも自分に正直ですな。
てか、少年誌でそこまでシモネタをやっていいのかとも懸念もしたり。発・射・寸・前(やめろ)
・なんだかコワレ丸
十二天将編完結でも、最終回じゃなかったぜ、やたー。期待してた展開とは違ったのですがね。
こういう好きな作品は、打ち切りENDには絶対なって欲しくないところ。
・わたるがぴゅん!
な ん つ ー カ ッ プ ル だ。いつまでも幸せそうですな、この●と▲がっぷりよつ(何)
それにしても、いつ大会終わるのだろう。全国大会だけでも10年以上連載持ってるはずだ。
・I'll
3回戦敗退。それで流す涙というのは、月並みなのですが共感できるものです。
この先のキャラのそれぞれが気になりますな。
・あやかし天馬
大方予想できていたのですが、打ち切りでしたね。
とりあえず柴田亜美さんはPAPUWAとドキバグだけに専念しt(打撃音)
2003年 9月15日(月) 『この9月は夏より暑い』
なんだかこの年は季節の気温が不条理な気がしてならない阪木です。
もう暑い暑い。セミも未だに元気ですしねぇ。
夜は確かに涼しいんですけど、それでもまだ旋風機が要される場面が多々。
気象情報なんて見ていると、扇子を手離せない日がまだまだ続きそうです。
研究室のゼミの発表が、先週自分の番に回ってきました。
Visual Cの関数分野についての発表だったのですが。
痛快にパニくりました(涙)
いやもう、実際にプログラムを組んでみたものの、全ての理解には程遠く。
同期の研究生や、先輩の大学院生にツッコミの集中砲火を浴びせられる事態に。
顔には出さなかったですが、もうなんつーか見えないプレッシャーで半泣き状態でした。
結局、先輩にいろいろのご指導と突っ込みの下、発表を終わらせることが出来たのですが。
自分の力のなさを痛感した週でしたね、もう。
内定している就職先も、そういった関係の職種ですので。
社会人になるまでには、極めるまでは行かないものの、それなりのことはできるように、
できるだけの努力はしておかなければ。あうー。
唐突で申し訳ないのですが。
どんな些細なことでも、自分の非をその迷惑かけた人に謝ることって大事ですよね。
その非を指摘されても、謝ろうとしない人間を、最近身近でよく見ます。誰とは言いませんが。
ひどいのとなると、『自分は何も悪くない』と言わんばかりに言い訳して、遂には逆ギレする輩も。
こういう人間を見ていると、やっぱりイラつきます。
その実、ちょっと前くらいの私もそうでした。
どれだけ自分が悪くても、それがわかっていても、自分が悪いと認められませんでした。
今思うと、後悔にも値する未熟な感情です。
今年の春に辞めた私のバイト先に居た先輩は、私のその点を根気よく指摘してくれました。
やっぱ、自分がどれだけ子供であったか痛感しましたね。
まあ、その先輩、やったら毒舌達者で普段からへこまされてきたのですが、
彼に付いていけたのは、そういう人間性からだったと思います。
迷惑をかけたなら、その人に謝れる度量を。
その見かける身近な人に限らず、現代の人に持っていてほしいものです。
迷惑をかけたと言う自覚をしない人間は、ほとんど末期的なのかも知れませんが。
うーむ。難しい問題です、こりゃ。
少なくとも、私はそうなりたくないですな。
2003年 9月15日(緊急) 『私は18年待ったのだ』
阪神、優勝おめでとーございます!
ってことで。
阪神、優勝しましたね。
今日の試合、テレビで見てました。
広島のシーツ選手に2ランの一発を浴びた時は、かなり重〜い雰囲気だったのですが。
5回裏の沖原選手のタイムリー安打で反撃ムードを作り。
8回裏の片岡選手の同点本塁打で試合の流れを変え。
9回裏1死満塁、赤星選手のサヨナラ安打で劇的に勝利!
いやー、もう、めちゃくちゃカッコよかったですね。
試合後に星野監督と選手がハイタッチ交わして、最後に赤星選手と抱き合ってたのを見て、
私はもう胸が熱くなりましたよ。
テレビ見てると、観客席でマジ泣きしてるファンの人も居ましたしね。
この勝利に至るまで。
そして今日の優勝に至るまで。
皆さん、それぞれでいろいろな思いをされたでしょうが。
よかったですね。
私も、一ファンとして良かったと思います。
最後に、改めてこの祝いの言葉を。
おめでとうございます。
2003年 9月17日(緊急) 『多忙か、テコ入れか』
ども、阪木です。
今回、何故またこんな時に更新したかというのは、そりゃあトップ絵のたm∵(´ε(○=(゜∀゜ )
はいはい、莫迦やってないでちゃんとマジメにやる。
で。
今日から、大学の卒業研究が本格化の兆しに入ってきて、そろそろ本腰時期になってきました。
ということは、執筆にもいろいろと影響が出るわけでして。
や、多忙を盾にした言い訳なのはわかってますがね。
でも、やっぱり乗り越えないといけない壁ですので。
それで、ちょいとここで案。
日記は今までどおり月曜日0000時に週一更新、
小説の方は、ACT1つが出来上がり次第、翌日の0000時に更新しようと考えてます。
つまり、日記はちゃんと今までどおりに書いて、小説は本当に不定期更新になってしまうと。
週にACT1つ、もしくはACT2つ、平日に更新されることもあれば、まったく更新がないことも。
言ってしまえば、こんな感じの不定期です。
まあ、最低でも2週間にACT1つの更新は絶対の目安にしますけどね。
ですが、お客様の意見まったくナシでこの案を推し進めるのは、阪木としても抵抗が。
というわけで。
掲示板かメールで、この案がいいか、今までどおりがいいか、と言うご意見を、
このページに足を運んでくださるお客様方にちょっと聞いてみようかと思います。
今までどおりがいいのだとあれば、出来るだけその通りに更新できるように努力はします。
この案がいいとしても、やはり出来るだけの努力はします。
どっちにしても、要は、阪木の実力次第なのですがね。
皆様のお声を聞かせてください。
よろしくお願いします(低頭)
さーて、更新されたナツミっち絵を、鼻血を垂らしながら堪能するか。
…………。
バーカ、俺のバーカ。
G0ddamn様、何はともあれありがとうございます。
てか、受信の際の返信ではあんなこと書いちゃいましたが、我慢できずに更新しちまいました。
決断力弱い阪木を笑ってください(何)
2003年 9月22日(月) 『侮って 馬鹿を見ている 愚か者(五七五)』
えーと、先週「この9月は夏より暑い」とかほざいていたことを訂正させてください。
急に夜がやたら寒くなって、水曜日に風邪引いちまいました(涙)
火曜日にちょっとした兆候が見られたのですが、「この程度なら」と高を括ってたのですよ。
ですが、その翌日は見事に寝込んでしまいました。
発熱はなかったのですが、頭はボーっとするし、咳はそれなりにゲフンゲフン。
で、もうほとんど治ったのですが、これ書いてる今もまだ鼻水が止みません。
うー、冬ならわかるのですが、夏から秋にかけて風邪を引いちまうとは、えらい失態です。
これからはもうちょっと気をつけようかと思います。
結局、水曜日以降はゼミ休んじまいましたしね__| ̄|○
機動戦士ガンダムSEEDの最終回が近付いてますな。
わたしゃガンダム作品は大好きでして。
そりゃファーストとかZとか、知ってるけどいろいろ知識的に抜けてる部分もありますがね。
小学生の頃からずっと好きです。
メカアクションとか、個々のキャラクターの熱さとか、ストーリーとかに大いに心惹かれています。
特に好きなのは、0080と0083、あと型破りタイプなGとかWですかねー。
Gの最終回は『なんじゃいアレは』と呆れる以前に爆笑したのですが。
で、今回のSEED、21世紀最初のガンダムとして、やはり毎週見てたのですが。
(´Д⊂)
なんつーか、ひっじょーに残念でなりません。
そりゃ、いい部分もありましたよ。
アニメの作画とか、メカアクションのカッコ良さとか、爽快感とか。
でもね、それ以上に悪い部分が多すぎたような気がします。
や、歴代ガンダムと比べてるんじゃなくて、一つのアニメ作品としてね。
いろいろとあるのですが、特に気になったのを挙げるなら、
・回想過多とか総集編ばっかりの要らない話を量産させすぎたこと
・戦闘アクションの使いまわしが多かったこと
・主役級キャラの描写を重視しすぎて、サブキャラの人物描写はほとんどなかったこと
私的にはこのくらいですかねー。
一つ目の回想過多はと言うと、もうとにかく多すぎました。
これらをもっと削ったら、この全50話を大体30話にまとめることが出来たくらいです。
第2、第3クール前半部分なんて、5、6話で収まりそうなものを、だらだらと引き延ばして、
20話くらいもかけてしまったばかりに、終盤に急な展開が多くなっているのが何とも。
二つ目。アクションがカッコいいのは別に良いです。
でも、それを何回も使いまわされるっていうのは、はっきり興醒めです。
三つ目。とりあえず、主役級だけが目立ってます。
サブキャラはほとんど人物的な描写がないので、例えそのキャラが死んだとしても、
『あ、死んだ……』とだけしか感想を抱けないのです。キャラが全然立たない内に、でしたので。
0083のバニング大尉や、Vのオデロが死んだ時は『そんなまさか!?』と思いましたよ。
ガンダムに限らずとも、サブキャラの役割や扱いってーのがわたしゃ大事だと思うのです。
……つーか。
ストライクガンダム→フリーダムガンダム→フリーダムガンダム(ミーティア武装)
イージスガンダム→ジャスティスガンダム→ジャスティスガンダム(ミーティア武装)
と、おもに主人公機の戦闘力がとことんインフレスパイラルしていく傍ら、
サブキャラの機体はほとんど処置なしだったのにはかなり泣けました。
え? デュエルガンダムはアサルトシュラウドが追加されてるって?
んなもん、序盤の主人公に軽くノされてるようじゃパワーアップとは言いません。
反面、序盤中盤を戦闘機だけで頑張ってきたフラガ少佐には感動すら憶えます。
終盤も、ストライクガンダムで頑張っていましたしね。
先週の49話で、愛する人が乗る母艦の盾になって散ってしまいましたが。
この人の死には胸に熱いものを感じましたよ、本当に。
てか、主役は間違いなくこの人だろ、絶対。
他に、こりゃ製作者のご都合主義だろとか、公共に801を持ち出してんじゃねーよとか、
言いたいことはたくさんあるのですが、挙げてちゃキリがないのでこの辺にしておいて。
こんなにも書いちゃいますが、私はこの作品嫌いじゃありません。好きでもありませんが。
何だかんだ言って、全部見てきましたし。土曜日が楽しみになったときもありましたし。
次の最終回、どのように収拾つけてくれるのかも楽しみです。
だけど、劇場版で完結なんて真似をすると、わたしゃ絶対に愛想尽かすと思います。
とりあえず、頑張れとだけ応援を。
さて。
17日に緊急更新でお知らせした通り、本日より図書室が不定期更新になります。
ACT1つが出来上がった翌日の0000時に更新、という形になります。
掲示板で意見を聞かせてくださった皆様、ありがとうございました。
ついでに、メールでは意見着てません。逆に迷惑メールが殺到してます(涙)
中には、阪神優勝確定したのに、タイトル『*** 巨人優勝 ***』ってのもありまして。
いや、もう現実認めろよと思いつつソッコーでShift+Deleteを実行する阪木なのであった。
オチなし(遠い目)
2003年 9月29日(月) 『出会いと終わりの明暗』
3000HIT御礼。
さて、まずは明るい話題の方から行きましょうかね。
本屋で電撃文庫『終わりのクロニクル』を買った時に、視界にちらちらと入っていたのが、
同じく電撃文庫の『灼眼のシャナ』。
巷では面白いと評判だったので、1巻だけ買って読んでみました。
結果は、うむ、面白かったです。
世界観がわかりやすく、フレイムヘイズや紅世の徒などの出し物の設定もしっかり。
キャラ面で言うと、主人公の一人であるシャナの物語を追うごとに微妙に変化する心情とか、
もう一人の主人公である悠二の非日常に適応していく様とか、見ていて飽きなかったです。
ストーリーの流れや、今後の期待性も言うに及ばず合格点。
ただ、難があるといったら、キャラの視点が同じ段落であちこちに移り変わっていくことでしょうか。
簡単に言うと、AとBの二人の登場人物がおり、あるシーンで複雑な会話をしてるとしましょう。
まず、地の文がAの見た目から視界を表しています。ですが、会話していてふとした拍子に、
いきなりBの視点の物の見方に移り変わっているのです。
で、そうかとおもえば、またAの視界に戻っていたりと。
注意して読まないと、どの辺りが誰の心理描写を表しているのかがわからなくなることも。
その辺りが、少し読みにくい感がありましたね。
まあ、難を言えばそれくらいで、シーン毎の燃えと萌えのツボも押さえているので、
全体的には文句なしの良作認定。
シャナに燃えに萌えてる辺りロリに目覚めるかどうかはさておき、今出ている4巻まで購入済み。
これからゆっくり時間を掛けて読んでいきます。
これぞ出会いの明とでも言いましょうか。今後も期待です。
『終わりのクロニクル』の2巻も10月に出て来るそうですし、楽しみは尽きそうにありません。
てか、聞いた話、また上下巻構成ででそれぞれ400ページをオーバーしてくれるとか何とか。
…………。
川上稔氏は化け物か!?
この短期間で、質が保証されているこの大容量。
私はマジで川上氏を神と崇めてしまいそうです
で、暗い話題は何かというと、無論ガンダムSEEDの最終回です(血)
何だかんだ言いつつ、時間変更も何のそので、きちんと見届けました。
で、終わった時の感想。
(゚д゚)
え? これで終わり? ……マジで?
死者への惜別は?
クジラ石の謎は?
フラガ少佐と仮面男のニュータイプピキーン反応の意味は?
キャラ達のそれぞれの後始末は?
フレイ様が死ぬることの意味は?
ラクスのお立場は?
マルキオ導師の正体は?
脳内種パッチンパワーアップの原理は?
(どうでもいい)仮面男の素顔は?
他、途中退場したカズイは(以下略)
……ともかく。
最終回というのは、その作品の総決算ですよ?
長い間続けてきた作品の、締めくくりなのですよ?
それが、それが……さんざん風呂敷を広げてきた伏線や話の収拾もつけずに。
こんな自己満足なF91モドキの結末が許されると思ってか?
この、裏切り者…!(by銀色第三章・佐々井夕奈ねーちん)
はー、正直、当初の第1クールはそれなりに面白いとは思っていたのです。
第3クール後半から第4クールにかけても。
ツッコミ所はたくさんでしたが、メカアクションとか戦闘とかそれなりに燃えどころもあったのです。
なのに、なのに、この結末は……はっきり、やり切れません(涙)
最終回間近にあった、監督の福田氏のインタビューもアレでしたしね。
どう映画的に締めくくれるかって、これ、まんまF91のパクリじゃねーですか。
しかも、演出的に心にジーンと来るものがないのですし。作画や挿入歌の素材はいいのに。
あと、主人公達の機体がこんなにインフレでパワーアップしていては、
ラスボス(貫禄ありませんが)の仮面男は通常の機体では太刀打ちできないだろうってことで。
敵軍はサイコミュ搭載のガンダムを急遽作ってたんだよー……というコメントの辺り。
主人公達の戦闘力が限りなきインフレスパイラルしていくのに、急遽対抗せな行かんほどに、
最終回間近のその時になるまでパワーバランス考えてなかったのですか、あんたは。
こんな監督だから、この最終回は私にとって裏切り者の烙印だったのですね。
あー、もう、ヤダヤダ。
キャラや世界観、メカニックの設定やデザイン等は別に文句なかったんだし、
もっと監督と脚本の巡り合わせが良かったら、こんなことにはならなかっただろうに……(涙)
結論。どう見ても、最低あと2、3話足りませんでしたということで。
やはり総集編を合計5回(統計)やったり無駄な回想を多くしたのがいけなかったのか。
それら削ってたら、まだ何とかなったかもしれません。
え? 明確なテーマを作品に表せないあの監督と脚本じゃ、結果は同じですか。そうですか。
……でも、そんな最終回にも一つだけ見所はありました。
Aパート序盤のディアッカとイザークの生死の行方。
アレは見ていてすごくハラハラしてました。
『うああ、ディアッカやばいっ!? 死ぬな、死ぬなーっ!?』と心の中で叫んでましたし。
バスターガンダム(ディアッカ搭乗機)は仮面男のサイコミュでボロボロ。
デュエルガンダム(イザーク搭乗機)は度重なる戦闘でフェイズシフトダウン寸前。
そこに迫り来るは、クスリ(?)で超躁系になってしまったパイロットが乗る敵機。
襲い繰る猛攻の中、デュエルガンダム、バスターガンダムの二挺一組長距離狙撃銃を借りて、
敵機に向かって構える。敵機、今にも最後の一撃を撃ってきそう。
撃て、撃て、撃った!
結果は……デュエルガンダムの射撃は直撃。敵機の射撃は肩を掠めただけ。
敵機撃破と同時に、デュエルガンダムはフェイズシフトダウン。
宇宙空間、敵機の爆発を背にボロボロの二機が漂う。
勝利の瞬間に息をつくコクピットのイザークとディアッカの二人は、とてもカッコよかったです。
今まで幸がなかったサブキャラ二人なだけに、この一連のシーンはどうにもこうにも燃えました。
終わりの暗の中で、ただ一筋の光明ともいえましょうか。
私はこの最終回、このシーンだけに太鼓判を押したいと思います(何)
主人公と仮面男のラストバトルなんてもうどうでもいいです。
その場面が気になるという方は、こっちやこっちやこっちの、
2003年9月27日もしくは28日の更新分を参照してください。
みなさん、最終回の内容にやはり不満タラタラだったそうですが(遠い目)