星の延長概念へ


 2005年 1月30日
 O.P.E.N 2ndStage

 ComicTresure5 in インテックス大阪


 寒い中、行ってきましたー。
 といっても、会場の中はあんまり寒くなかったと言うかむしろ暑かったんですけどね。
 無難に済んだのは良いことなのか足りないことなのかと思いつつ、今回もレポート行ってみよー。

 『今回の阪木と愉快痛快な仲間達』


 本文の前に、イベントの日に我がサークル『O.P.E.N』を手伝ってくださった方達をここに御紹介。

WAKA
 阪木の親友であり、音楽同人サークル『CAUSALITY』の主宰にして、プロの音楽家さん。
 今回も、サークルのお手伝いをしてもらいました。
 なお、当日グラサンをかけていたのは、お忍びだからだそーです。

KATO
 阪木の大学からの友人。
 妙に偏った見解を持ち、特定のエロゲと仮面ライダーと勇者ロボをこよなく愛する御方。
 前回は不参加だったのですが、今回誘ったら来てくれました。ありがたやー。
 

 2005年  1月30日(日)  『そこに読者が居るからです』


 0650時
 起床。よかった、今回はちゃんと起きれた。
 前回はマジでやばかったもんなーと思いつつ。
 着替えと朝食を済ませ、荷物(既刊とか出店小物とか)もきちんとチェック。

 0730時
 いざ、出陣。原付で最寄の駅を目指す。
 既刊の入ったキャリーバッグが原付の足場を占領しているためか、やたら不恰好な運転でした(遠い目)

 0752時
 最寄り駅に到着。今回は余裕を持って電車に乗りました。
 席にも座れたので、ゆったりと、WAKA君とKATOさんの待ち合わせ場所である天王寺を目指す……かと思いきや。
 最寄り駅から次の駅までに行く電車のペースがやけに遅い。
 これはまさかと思った矢先に、アナウンスが。

 乗務員『えー、前の電車がつまっているため、この列車、3分ほど遅れています。お客様には大変御迷惑を〜
 
 …………。
 いつも、この電車が天王寺に着く時間 = 0826時
 待ち合わせ時間 = 0830時
 3分遅れたらギリギリだってーの(がびーん)
 いや、その時刻の電車に乗る私も私なのですが。

 0829時
 集合時間前に何とか天王寺駅に到着。
 でも、人込みの中からWAKA君たちを見つけられず、その間に0830時を過ぎてしまう。
 合流後、遅刻野郎の烙印を押されたのは言うまでもない。
 ともあれ、WAKA君とKATOさんと共に、会場最寄り駅の中ふ頭駅を目指す。
 途中、KATOさんが職を決めたとの朗報があったので、素直に喜びました。おめでとうございます。

 0920時
 中ふ頭駅到着。
 今回はβさんが来ないので、そのまま三人揃って会場へ。

 0930時
 サークル入場をしてから開場時間まで約1時間半。
 KATOさんが『始まるまで暇だ〜』とぼやいてましたが無視(何)
 そのまませっせと出店準備を進める。
 途中、机に敷く敷物を忘れたことに気付いて少々凹んでしまう。
 無論、ソッコーでWAKA君に駄目出しを食らってしまった(涙)
 とりあえず、今回の新刊がちゃんとスペースに届いていたので、開封。
 ↓我が作品第二段との運命の出会い。

 出会いはファンタスティック(違)

 うーん、キューティクル(意味不明)
 でも、前回の『平穏の帰着』より40ページほど少ないためか、妙に薄く感じてしまうのは気のせいなのだろうか。
 ちょいと違和感ありました。いや、ただ単に『平穏の帰着』が厚すぎただけなのですが。
 比べてみたら↓こんな感じでしたし。

 背表紙で攻撃できません(するな)

 まあ、これでも厚いっていうし、しかもそれで400円だし、売れなきゃ嘘だと思いながら出店準備を進めていく。
 ちなみに、WAKA君にほいと現物を渡したら、ソッコーであとがきコーナーのページを開いてました。挿絵担当のG0ddamnさんの方の。
 あとがきに負けた_l ̄l○ 
 まあ、G0ddamnさんのあとがきページ、前回といい今回といいシュールネタ満載でしたからね。
 没ビームとかずもももももとか(謎)
 詳細については、買って読んだ人だけがわかるはず。

 1000時
 出店準備に意外と時間がかかる。
 今回はサークル掲示板にもポスター貼ったり、つり銭箱用意したり、、メニューを用意したりと、凝った構えなだけに。
 そんなこんなしているうちに、お隣さんのサークル『万能萬屋商会』の方が到着。本日はよろしくお願いします。
 でも、もう一つのお隣さんであるサークル『NeoHappy』ともう一つ隣のサークル『月の船の上のりんご』の方々がまだ来ていない。
 どうも、サークル入場時間(0900時〜1000時)に入れなかった模様。

 1030時
 出店準備完了。
 その間にも、WAKA君とKATOさんはあっち行ったりこっち行ったりしてきた様子。
 でも、何も購入してないのはやはりマナーですな。

 1045時
 会場15分前。
 そういえばと思い、今回のイベントにサークル参加している中で、唯一知り合いの人であるシノ殿のスペースに赴いてみる。
 しかし、スペースには誰も居らず、準備もされてないことから、シノ殿も間に合わなかった模様。そのまま引き返すことに。

 1058時
 開場直前に、サークル『NeoHappy』ともう一つ隣のサークル『月の船の上のりんご』の方々が到着。
 サークルのスペース番号を確認されたので、素直に頷いときました。
 ここで嘘つくのって最低ですよね(当たり前だ)

 1100時
 ComicTresure5開始。
 共に、場内アナウンスが入る。

 
総員、傾注アハトゥング
 諸君、時が来た。
 無敵のサークル参加者諸君。
 古参の一般参加者諸君。

 満願成就の時が来た。
 ComicTresure5へようこそ。

 堰を切れ。
 トレジャー5の濁流の堰を切れ!
 諸君!

 第一目標はインテックス大阪5号館内全域!
 
 創作男性向け(少年・青年・成人)スペース!
 創作女性向けスペース!
 コスチューム系スペース!
 評論・寄稿・鉄道・メカミリタリースペース!
 創作その他スペース!

 恋愛育成シミュレーションスペース!
 オンラインゲームスペース!
 RPG・格闘ゲームスペース!
 同人ソフトスペース!
 ゲームその他スペース!

 Leafスペース。
 Keyスペース。
 TYPE‐MOONスペース。
 全てチェックしろ。

 
スタッフ「企業出店ゾーンは?」

 チェックしろ。
 当然だ、気がかり極まる。
 一つたりとも見逃すな。

 
一般参加者「各種アニメ系スペースはいかがしますか」

 買え。特にサンライズ系は買え。気がかりだ。
 マンガFCスペース。
 小説FCスペース。
 特撮FCスペース。
 その他諸々、全てチェックしろ。気がかりだ。
 
 
サークル参加者「コスプレ★トレジャーゾーンは?」

 鑑賞しろ。
 歌の様に。
 付近のコスプレメイド隊ドリンク★サービスもだ。

 
スタッフ「サークル掲示板はどうしましょうか」

 チェックしろ。

 かまうものか。
 目に付いた作品は片っ端から購入し、目に付いた作品は片っ端から堪能しろ。
 存分に買い、存分に売れ。
 この人口1万人強の会場内は全てこの時、諸君らの欲望のサバトと成り果てるのだ。

 さあ!! 諸君!!
 (作品を)買ったり買われたり売ったり売られたりしよう!
 さあ乾盃をしよう。
 宴は遂に今日、此の時より開かれたのだ!

 乾盃プロージイット

 乾盃プロージイット



 ……はい、いつもの事ながら、こんなアナウンス流れていません。
 本気にしたら思いっきり莫迦にされます。私のように。
 とにかく、始まると共にWAKA君とKATOさんはやはり早歩きでお目当てのサークルに赴き、私は店番と相成りました。

 1115時
 新刊よりも既刊の方が先に売れて少し複雑な思いをしていた矢先。
 天国列車で行こうの掲示板の常連さんで、つい最近私のページにもカキコに来てくださったエイトさんと出会う。
 とても気の善い人でした。その上、飲み物の差し入れなんかも持ってきてくださった辺り、ありがたさが身に沁みたってものです。
 もちろん、我が出店作品も購入してくださりました。ありがとうございます。
 ちなみに、差し入れの中身はCooとまロ茶……もとい、まろ茶でした。まロいあなたに。
 狙っていたのかどうかは不明です(狙ってません)

 1130時
 WAKA君がスペースに帰ってくる。Kanonの名雪色紙を書いてもらってやったら御満悦してました。
 そして、KATOさんは、自分の買い物の他にも、danchiさんとH君のお土産を買っていました。
 恒例の八重歯属性かと思いきや、見てみると、思いっきりCLANNADの風子でした。ヒトデ。
 まあ、知らない人間にとっちゃ気持ちはわからないでもないですが。

 1140時
 買って行ってくださった皆様の中には、前回の本を読んできたと言う人がそれなりに居て、好感持っててくれたんだなぁとちょっと癒され。
 『応援してます』の声がとても活力になります。
 しかも、中には私と握手まで求め、その握手の写真を携帯のカメラで撮影された方もいました。
 うはー、何だかこばゆい気持ちです。

 1200時
 売り上げ状況。
 新刊『ANOTHER MISSIONS? -prologue-』10部
 既刊『平穏の帰着』8部
 総計では前回を上回っているものの、新刊単品で言うとペース悪し。
 願わくばどちらも上回っていて欲しかっただけに、やはり出店が今回も拙かったと思われる。反省。

 1300時
 とりあえず2時間ぶっ続けで店番の声を張り上げ続けたので、さすがに疲労。
 休憩がてら、WAKA君たちに留守番を任せて、買い物をすると同時にもう一度シノ殿スペースを訪問する。
 今度は、ちゃんと居ました。
 こんにちはーということで、新刊をプレゼントすると、シノ殿も冬コミの新刊二冊をお返ししてくれました。
 てか、等価じゃないのですが、シノ殿は笑って進呈。ううん、ええ人や。
 あと、ボブさんのFate本もあったので、きっちりと購入しときました。密かに読みたかった私。

 1325時
 買い物から帰ってくると、WAKA君とサークル『月の船の上のりんご』の『りんごの旅人』さんがやけに盛り上がっていました。
 なんでも、りんごの旅人さんはWAKA君と同じく大の名雪スキーだったようで。
 WAKA君が先程ゲットした名雪色紙に思いっきり反応した模様。
 それでまあ、二人とも語る語る。終いには共鳴現象を起こしていました(大嘘)
 無論、WAKA君はりんごさんにスケブをきっちりと依頼してました。
 『名雪ねこみみモードにしましょうかー』とりんごの旅人さんが問うと、でWAKA君が大喜びしてました。
 つーか、落ち着け(笑)
 ちなみに、りんごの旅人さんは舞スキーでもあったようで、私の『平穏の帰着』をちらつかせてみると面白いように反応してました。

 1400時
 そろそろ倦怠期。
 売れ行きもサッパリ……と思いきや、売れるときもあり。
 とりあえず、ページ数の多さと安値を第一の売りに、完売でも赤字と言う実話を第二の売りにして交渉して、着々と売り上げを重ねる。
 それで接客していった感じ、『小説だから買わない』という方はわりかし少ないことに気づく。
 やはり、今後を売っていくためには、接客の技術は元より『どのように客を惹き付けるか』の出店方法を課題としていく必要がありそうです。

 1415時
 KATOさんが、今回企業出店していたTSUKASA(18歳以上禁止)の出店物の本を広げていることに気付く。
 それは今度出るゲームの先行設定資料集。
 登場キャラや絵柄を見てると、結構好みなのが多い。うーん、買おうか買うまいか。
 ちなみに、私的に第一印象に残ったのはこの娘なのですが、それではWAKA君と好みがかぶるということなので。
 もしプレイするとしたら、私がターゲッティングするのはこの娘この娘になりそうです。
 プレイ予定ありませんが。
 ちなみに、KATOさんはそんな私の様子を見て楽しんでやがりました
 うるさい、サッサーとか呼ぶな。
 私はささやかを愛しています(何)

 1430時
 前回はこの時間に撤収していたのですが、今回は最後まで粘ることを決意。
 実際、この時間以降でも新刊2部既刊2部売れました。
 いやー、粘ってみるもんです。

 1450時
 さすがに潮時なので、撤収準備。
 でも、その前に、本日はお疲れ様でしたと言うことで、お隣さん達にそれぞれの本の等価交換を行いました。

 1500時
 ComicTresure5終了。
 最終成績は、新刊が27部で既刊が22部の、合計49部。
 目標にはまだまだ遠いですが、次回へ道は開けてるといった感じです。

 1530時
 全部撤収し終わって、会場を出る。
 とりあえずなんばに行こうということになったのですが。
 
 阪木:体力切れ
 WAKA:資金切れ
 KATO:時間切れ

 ということで、普通に食事だけしようと言うことで、電車に乗ってなんばを目指しました(何)

 1550時
 やたらと混んでる電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、なんばに到着。
 とりあえず、あんまり目的はないので、何か名物のものを食べようということで。
 まずは、たこ焼きを食べに道頓堀へ。

 1610時
 屋台のたこ焼き屋さんでたこ焼きを食べる。
 うーん、美味い。
 やはりたこ焼きは屋台に限る。
 実際、行列ができるほどに大繁盛してました。

 1630時
 そこからまた歩いて、千日前近くのお好み焼き屋でメインの食事と決める。
 何でも、WAKA君はそこに何度か通っていたようで、味は保証済み。
 ちなみに、私はお好み焼き屋に行くのは初めてです。
 お好み焼きはいつも自家製ですので。
 よく見ると、チーズとか生がきとかすじ肉とか、そういう具財があってびっくり。
 とりあえず、海鮮物スキーな私は、生がきのお好み焼きを注文。

 1650時
 店員さんが全て焼き終わった後、食事の前に、サークル代表者として今回参加してくれたことについての感謝を二人に捧ぐ。
 本当に、今日はありがとうございました。

 1720時
 お好み焼きとか今後のサークル方針とかレトロなBGMな話とか仮面ライダーとかで盛り上がるうちに、食事終了。
 先程のそれぞれの事情から、本日はこれにてお開き。
 なんば駅に着いて、乗る電車が違うKATOさんとはここでお別れ。お疲れさんー。
 JRなんば駅の道中、WAKA君と創作の話題で花を咲かせる。
 あと、私の作品『喫茶Sea&Wind』について、共同作業を密やかに企画する。
 詳細は、発動までのお楽しみ。

 1735時
 天王寺に着いて、WAKA君ともお別れ。
 お疲れ様ですー。

 1830時
 実家に帰還。
 これにてレポート終了。


 総括


 今回も、地味でありつつも失敗ではないと思えるイベントでした。
 サークルの接客がとても楽しいと思えましたし、少ないながらも『応援しています』『次回も頑張ってください』の言葉を聞けてとても嬉しかったです。

 この日、手伝ってくれたWAKA君とKATOさんにも、とても感謝したいですね。
 この二人とは、これからも学生時代と変わらぬ友達付き合いをしていきたいものです。

 そして、この第二陣についても、いろんな人達から協力を頂きました。
 毎度ながら本の挿絵とサークルカットを担当してくださったG0ddamnさん。
 辛口批評で、それでも今回の作品の軸を固めてくださったβブーストさん。
 今回も素の感想をくださった柳生兵介さん。
 いつも友情応援と友情宣伝をしてくるだかっち殿。
 良いプリンタを勧めてくれた圭祐兄者
 今回、差し入れを持ってきてくださって、なおかつ応援してくださったエイト殿。
 交換物が等価でないにも関わらず、笑顔で同人誌を進呈してくださったシノ殿。
 その他諸々、イベント会場にて我が本を手に取ってくださった皆様。
 本当に、感謝してます。

 ありがとうございました。 
 そして、また、これからもよろしくお願いします。


2005年 1月31日 阪木洋一




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