2004年 8月29日
O.P.E.N 1stStage
ComicTresure4 in インテックス大阪
行ってまいりましたよー。
初参戦だったのでドキドキしっぱなしだったのですが。
何のトラブルもなくホッと一息ということで、今回もレポート行ってみたいと思います。
『今回の阪木と愉快痛快な仲間達』
本文の前に、イベントの日に我がサークル『O.P.E.N』を手伝ってくださった方達をここに御紹介。
・WAKA様
もうお馴染みといっていいほど御存知、阪木の親友でプロの音楽家さん
なおかつ音楽同人サークル『CAUSALITY』の主宰でもあられるのですが、今回はサークルとして参加せず。
サークルの手伝いをしてくれたり、イベント後のあれこれを仕切ってくれるなど、これまた大変お世話になりました。
・βブースト様
ネット上では阪木と旧知の仲であり、ジャンル豊富に内容深いレヴェルを持つWeb小説書きさん。
作品の添削や推敲などで、この人にも大変お世話になりました。言ってみりゃほぼ編集員さんです(何
岡山住まいなのですが、私のサークル初参戦ということで、こちらに駆けつけてくれました。ありがたいことです。
2004年 8月29日(日) 『キミも、れっつTRY?』
0717時
起床。
……って、あれ? 目覚まし時計は0645時にセットしたはずだが……どういうわけか、鳴らなかった模様。
つまり、寝坊。
うわ、やばっ!?
0730時出発を予定にしており、なおかつ0830時に天王寺駅でWAKA君と待ち合わせしているので、急いで着替えと朝食を済ませることに。
なんつー出だしだ……。
0736時
準備諸々を済ませて、やっと自宅を出発。
最寄の駅まで原付を飛ばしていくが、台風の影響で風が強いため、結局は安全運転。
0752時
最寄り駅に就いて、発射間際の電車にすぐさま飛び乗る。
はっきり言って、これに乗れなかったら待ち合わせに完璧遅刻していたところだった。
あー、危ない危ない。
0826時
天王寺駅着。
遅刻ギリギリの時間だったものの、何とか間に合って一息。
電話でWAKA君に到着の旨を伝えて、改札で合流。
阪木が黒い衣装なのに対し、WAKA君は白が多め。それでいて、二人ともグラサン着用。
今考えると、なかなか癖のある二人組でしたな。
ともかく。
JRから地下鉄に乗り換えて、乗り継ぎ乗り継ぎ、会場の最寄り駅である中ふ頭駅を目指す。
0920時
中ふ頭駅着。
サークル入場時間は0900時〜1000時なので、まだまだ時間に余裕がある。
ということで、会場近くのコンビニに軽食を調達しに行く。
そこで、コンビニの目と鼻の先にある大阪ATCホールに、親子連れの行列が、
なんでも、そこで昆虫の展示会があるんだそうな。
……これから私達が赴くイベントより、すごい健全ですな(笑)
子供の頃、田舎でよく取っていたカブトムシの話をWAKA君としながら、会場に向かう。
0930時
会場へ歩く途中、会場で合流予定だった、阪木の大学の友人である岩ゴンさんに電話をしてみるが、岩ゴンさんは今回参加不可とのこと。
というわけで、今回のイベントで一般入場する予定をしていたβブーストさんへと電話で連絡。
喜んで承諾してくれて何より何より。
0945時
会場入り口前でβさんと合流。
WAKA君とは初めての対面ということで御挨拶。
初対面で話が合うかどうか少し心配だったのですが、わりと合ってくれたようで安心。
三人揃ってサークル入場する。
てか、βさんも黒い衣装でグラサン着用でした。
身長180cm台のグラサン着用三人組。配色は黒、白、黒。
マトリッ●スみたいだなーなんて思いつつ、なおかつ一人色が違うWAKAくんがリーダーだなと莫迦なことを考えつつ、『O.P.E.N』のスペースへ。
スペースに到着前に、βさんからお土産進呈が。
しかも、岡山名産・きびだんご!
……βさん、私を戌とお呼びください。戌年ですし(何)
ともあれ、ありがとうございます。帰って食しましたが、大層に美味でした。
0950時
既に到着していた隣のサークル『シャイニングブレス団』の方達に挨拶。
中華服とメイド服という、これまたコアな格好をした人達ですが、何だかとても明るい人達でした。
で。
出店の準備をしようということで、スペースに既に到着していた我が本を箱から取り出して確認。
現物は↓こちら。
うーん、トレビアン(意味不明)
ていうか、本文100ページということで、並の同人誌よりはかなり分厚いです。文庫でもないというのに。
どれだけ分厚いのかって、さっき携帯で撮影してみたのですが、↓このくらいです
見事に、鉛筆と互角以上の戦いをしています。
わー、自分で言っててアレだけどすげー。
ホント、よく書いたよなぁ、私。
……自画自賛はここまでにしておいて。
数分後に、もう一方のお隣さんサークル『夢限舎』の方々が到着しましたので、御挨拶。
皆さんいい人揃いでした。
1020時
出店準備を細々とこなしている中。
WAKA君とβさんは、βさん持参のノーパソで同人シューティングゲーム東方永夜抄(上海アリス幻樂団)のリプレイの鑑賞会をしていました。
うわー、もうなんだ、この弾幕。すごいとかそういう問題ではない。もはや芸術だ。
途中、東方シリーズが大好きらしい『シャイニングブレス団』の人達もその鑑賞会に混じっていました。
うーむ、同人即売会というのは、そういう垣根がないのが魅力ですな。
1055時
出店準備も済み、イベント開始5分前。
WAKA君、行きたいスペースがあったためか、何やら足腰を伸ばして準備運動してました。私のスペースの前で。
こらこら、珍妙なことするんじゃない。
いや、ネタってーのはわかってるんですがね(笑)
1100時
遂にComicTresure4開始。
ここで、場内アナウンスが。
諸君!
――半年間の刻を経て、本日もコミックトレジャーを開始しよう。
いいかスタッフおよびサークル参加者諸君!
戦闘態勢を取れ!
スペースと通路に警戒の配備を、入り口には拡声器に一般参加者達の制止の声を詰めろ!
それらを意思表示としてこのイベントを終わらせるのが今日一日のやり方だ!
――よく聴け諸君!
迎撃せよ!
抑止せよ!
制圧せよ、だ!
マナーを破り通路をドカ走りしようとする連中を、こちらに引きずり連れて来い!
コミックトレジャー代表はその権利を持って宣言する。
今からこの4番目のトレジャーのこと如くが開始されると。
我々はいかなる作品批判にも屈しないと。
我々は最後まで抑止を続けると。
そして我々は、――この日も全てを無事に果たすと。
――最初の命令だ。
総員、マナーを破る奴は殴り倒してでもスタッフルームに連れて来い!
制止の声が届く世界へ!
陰気な場所に閉じこもるマナー違反の悪性ヲタク達を、イベント会場から叩き出せ!
……返事はどうした?
サークル参加者およびスタッフ一同「Tes.!」
……はいはい、もちろんこんな場内アナウンスなんて流れてません。
本気にすると莫迦にされます。あ、いや、『莫迦はおまえだ』と言うツッコミはナシの方向で。
あと、もちろんこれは阪木の本心ではありませんので注意です。
え? 前のと比べてネタが短いって?
あれは元ネタが長すぎただけです(笑)
ちなみに、WAKA君とβさんはイベント開始と共に早歩きで買い物に行ってしまいました。
1107時
とにかく、人波に向かって声を張り上げ続ける私。
接客に於いてそうすることは何よりも大事だということをバイト時代に体感しているので、この時にも実践。
それが功を奏したのか。
お客様第1号ゲット〜。
第1号ホームランということで、その人と握手までしてしまいました(何)
1200時
更に声を上げ続けるが、さすがに疲れてくる。
売り上げは12部。
ちょい少ないなと思いつつも、『最初はこんなものですよ』と夢限舎の方達に励まされました。
ホントにええ人達や。
WAKA君がKATOさんへのお土産にと一発ネタものを探していたらしいのですが、見つけられなかった模様。
KATOさん曰く『H君(KATOさんのバイト先の後輩)のためにとりあえず八重歯でも探しとけ』とのことだったのですが、さすがにピンポイントすぎだったか(笑)
βさんはつつがなく自分の買い物をこなしてました。主に東方ものが中心でしたな。
途中、私がお世話になっている人の一人である柳生兵介さんから、βさんの携帯にメール着信。
βさんに私の本の買い置きを依頼されたようで。
感謝と共に、本の一冊をβさんに託す。
イベントに来られなかったのは残念ですが、その心意気にはホント感謝してます。
1230時
空腹だったので、店番をWAKA君に代わってもらって昼食休憩。
サークルの後ろでポリポリとおにぎり食って状況を見ていたのですが、お客さんの目には止まるのだけど、手に取ってくれないと言う状況が続いて少し歯がゆい。
1245時
昼食を終えて店番復帰。
こちらのことを見たお客さんに『さあ、気になったあなたは、すぐさまれっつTRY!』なんて誘い文句をかけてみるが、引っかかりは薄い。
でも、引っかかる人は引っかかって、なおかつ購入してくれる人もいました。
……この誘い文句、効いてるのか効いてないのか甚だ微妙だ。
1330時
夢中で店番をしていると、時間が経つのが結構早く感じたり。
手に取ってくれたのはいいのですが、『購入したいけどお金がない』と言う人もちらほらと。
さすがに夏コミのすぐ後だったし、サークルの優先順位が低いとなるとこういう事も起こりえるわけなのですな。
弱小は辛いぜ。
途中、天国列車で行こうのチャットで遭遇する今川さんと霧さんに会う。
あちらで、これからもよろしくお願いしますと言うことで、きちんと購入してくれました。
ありがとうございます。
1345時
さて、自分の買い物をしてこようと言うことで、WAKA君とβさんに店番を探してイベント会場を探索。
だが、時間も時間であってか、人気サークルのほとんどの商品が売り切れなのは自明の理。
その実、『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』で有名な赤松健先生や、『マリア様がみてる』の挿絵担当のひびき玲音先生も参加されていたのですが、既に撤収の後。
とりあえず、最近我がページにリンクさせてもらってるシノさんのサークルへ顔出しにいって、お話に行きました。
夏コミのときは体調崩して倒れたそうなのですが、ここではそこそこに元気でした。何気に阪神の応援衣装だったのがイカス(笑)
新刊も購入して、後でうちのほうにもよって行ってくださいねーなんてきちんと宣伝しつつ、サークルを後にする。
さて、戻ろうかなーと思いましたが、RupterFanのマリカクのことを思い出して、サークルに急行。
残り少なかったですが、きちんとゲット。よかったよかった。
あと、きちんとトレジャー5の申し込みも済ませておきました。
1400時
イベント倦怠期といったところか。この時間となると、帰る人もちらほら出てきます。
シノさんが我がサークルを見つけて購入していった以外は、目だって本は売れず。
しばらくして、『シャイニングブレス団』の方達が撤収開始。
撤収完了前に何気に私の本の購入を勧めてみると、やたらとハイテンションで購入してくれました。
……何故? と思いつつ、良い人だとも思いました。
1430時
引き際ということで、我がスペースも撤収開始。
最終成績は29部。
まずまずと言ったところかね。
お隣のサークルさん『夢限舎』の方々に挨拶をして、残った在庫は家に郵送ー。
これにて『O.P.E.N』の初陣が終わったのであった。
1450時
打ち上げに『カラオケに行こーっ』とあと『夕御飯食べに行こーっ』いうことが決まり、私とWAKA君とβさんの三人で、中ふ頭駅から電車を乗り継いでなんば駅に向かう。
電車の中で、次の本のジャンルや出店方法等について、WAKA君とβさんはいろいろと相談に乗ってくれました。
私はこの二人が友人であってホントによかったと思います。
あと、プリンタとかデジカメとかDVDプレイヤーとかそういうマジメな話もあって、全然退屈しませんでしたな。
1530時
なんば駅着。
βさんはなんばがほとんど初めてということで、ここで詳しいWAKA君がご案内。
日本橋のとらのあなにも寄りましたが、中はすげー混雑模様。
どれだけ混んでいるかというと、WAKA君が中に入って数分も経たないうちに体調を崩してしまうほどに。
とりあえず、私は委託のためのパンフレットをゲット、βさんはいくつか買い物を済ませて、そそくさと店を後にするのであった。
1600時
βさんが昼食まだだったと言うことで、近くのマクドでのんびりまったり。
だけど、私は本日赤字を背負っているために何も注文しないのであった(何)
1630時
休日のためか、カラオケ店がどこもかしくも混雑模様。
WAKA君や大学組とよく一緒に行くカラオケ店も然り。
その実[『Hyper JOY』搭載のカラオケ店を三人とも探してたのですが、さすがに見つからない模様。
妥協案ということで、『BB Cyber DAM』搭載のカラオケ屋で我慢することに。
1700時
カラオケ開始。
βさんが仮面ライダー(主に555)を熱く歌う。
WAKA君がX-JAPAN等のROCK曲を熱く歌う
阪木がJ-POPとアニソンを幅広くかつ無難に歌う。
βさんが筋肉少女隊の『ノゾミ・カナエ・タマエ』で私とWAKA君を恐怖に陥れる。
WAKA君がChildren Of Bodomの曲(主にヘビーメタル)で絶叫する。
阪木がアリスの『チャンピオン』なんて80年代のフォークソングを低く歌う。
βさんがJAM Projectの『SKILL』で場を盛り上げる。
WAKA君がFate/stay nightの主題歌『THE ILLUSION』をダメだしする(何)
阪木が徳永英明やJungle Smile等のバラード曲をまったり歌う。
βさんが山本正之の『少年の夢は生きている』で感動させてくれる。
WAKA君が、高音キー洋楽であるAnglaの『CALLY ON』でカッコよく決める。
阪木がTMNの『BEYOND THE TIME』で、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の映像を見ながら締める。
……とまあ、二時間だけだったにもかかわらず、なかなかに濃い内容のカラオケタイムでした。
1900時
打ち上げの締め夕食にはまだ早いということで、ちょいとゲーセンに立ち寄る。
drummaniaの腕前をβさんに披露するも、オチ寸前だったので全然カッコつきませんでした。
あと、WAKA君のGUITARFREAKSとでセッションなどもこなしました。
そしてβさんはコンビニキャッチャーで獲物を取る取る取る。専用の袋ができるほどに。
しかも、最後に取った賞品がズゴックハンド(しかもシャア専用カラー)
βさん曰く、近所のゲーセンは、取りすぎた影響で難易度が極難になっており、こんなにも収穫できたのは久しぶりだったんだそうな。
てか、あんた鬼か(笑)
ついでに、私も過去に何度かやった経験はありますが、賞品が取れたことなど一度くらいしかありません。
2000時
そろそろ夕食時なので、WAKA君の誘導でお店に移動。
なかなか穴場な所にありつつも、結構人通りの良いイタリア料理店でした。
それぞれ注文をして、待つこと十数分で注文の品が到着。
食べる前に一つ、私はこの夕食の席で、WAKA君とβさんに、我がサークルの初陣の手伝いをしてくれたことについて、感謝の辞を述べたのでした。
夕食は、安価ながらもそれなりに美味かったです。
夕食が大方済んだ後は、今自分がやっている仕事の話なんぞしてました。
ていうかこの三人、最後まで話題が尽きなかったですな。
ホント、喜ばしいことです。
2100時
料理店を後にして、お開きにすることに。
βさんは日本橋にホテルを取ってあるので、手前まで送っていく。
台風が近付いていているためか、結構風が強かった夜道のこと。
2110時
日本橋の手前で、βさんとお別れ。
今日一日、お疲れ様でした。
2120時
WAKA君と二人でなんば駅に向かう途中、ストリートミュージックを奏でるオジサンの公演に遭遇。
ギター、背中や頭に固定したミニドラム、口元に固定した笛やハーモニカを巧みに操り、そして歌もかなり上手なオジサンでした。
WAKA君は何回か見たことあるとのことで、あの人の腕には舌を巻いているそうです。
でも、雨が小降りになってきたので、少し残念な気持ちになりながらも公演を後にして、なんば駅に向かう。
駅に着くまでは今年のオリンピックについていろいろ話してました。
2135時
天王寺駅に着いて、ここでWAKA君とお別れ。
今日一日、お疲れ様でした。
2230時
実家に帰還。
これにて、レポート終了。
総括
『O.P.E.N』のスタートはまずまずで、地味なものでした。
ですが、私はこれを失敗だと思いません。
……いや、そりゃー目標は完売でしたけどね(何)
ともかく、このスタートを確実な一歩として、これからも続けて頑張って行こうと思います。
ゆくゆくは大手サークルじゃけんのぉ、なんて夢を見つつ(笑)
この日は『O.P.E.N』の初陣をこなしつつ、いろいろと遊ぶこともできて楽しかったです。
βさんとWAKA君もなかなかに相性がよかったようで、三人揃って笑い合えたのは、心から喜ぶべきことだと思えました。
引き合わせる前は、果たして大丈夫かなー、なんてちょっと不安だっただけに。
この二人は、本当にありがたい人達です。
そして、この初陣まで踏み切るまでに、私はいろんな人達に力を貸してもらいました。
我が本の挿絵とサークルカットを担当してくださったG0ddamnさん。
読者としての素の感想をくださった柳生兵介さん。
このサークルを自分のページで宣伝しつつ、なおかつ応援してくださったかっち殿。
ピンチの時に救いの手を差し伸べてくれた圭祐兄者。
その他諸々、イベント会場にて我が本を手に取ってくださった皆様。
本当に、感謝してます。
ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。
数多の感謝の気持ちと共に、このレポートを締めさせていただきます。
2004年 8月31日 阪木洋一